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2017年4月1日
弦楽四重奏、書き続けております。
楽譜出版も予定しているため、ポピュラー音楽から各国民謡まで幅広いレパートリーを手がけています。
楽しくて手が止まらない!!
4月20日に六本木アルフィーライブでは新たに、世界的に愛されたキューバの作曲家兼ピアニスト、エルネスト・レクオーナの名曲マラゲーニャ、アレンジする予定のなかったリベルタンゴは需要があるようなので斬新アレンジでお届けいたします。
先日THE ALFIEEのギタリスト、高見沢俊彦さんと女流指揮者の西本智実さん率いるオーケストラの東京大阪公演にてアドリブソロをさせて頂きました。まずお二人の懐の広さと素晴らしいスタッフ、イルミナートオケの温かい皆様に感謝の気持ちでいっぱいで、とても貴重な経験をさせて頂きました。
それと同時に色々思うこともあり、音楽大学の学生時代のことなど記憶が蘇りました。
私が高校生の頃はクラシック音楽まみれ、世の中の事を何も知らずにただただ必死の毎日でした。
それが嫌でアルバイトしては海外に出るという、今のジプシー人生の基盤が出来上がり、現在は嬉しいことに沢山の国の音楽を演奏する機会を頂くようになりました。
人が感動するのは技術は勿論だけれど、その人の生き様なんかやっぱりもう言葉にならないもの。
最初の1音で心を鷲掴みにされたりする!
でも想像力がなければ何も感じない。
若いと頭が柔軟で、感性のアンテナがビリビリしてるものだけど、日本は割合と年齢に関係なく何かが眠っているような感じがします。新しいものに対しての拒否感とか。私自身、良いものに触れた時にハッと目が覚めるような感覚になることがあります。想像が止まってしまったら何も生み出せない。
何年経っても「あの時の曲が聴きたい、あのバージョンがいい」という気持ちは私も持っているけれど、そればかりの大人がいつまでも出しゃばっていたら若い人は育たないし文化が衰退する!
批評が好きな人もあんまりカッコよくないし好きじゃない。
昔みたいに、クラシック以外は音楽じゃないとか言ってしまう可哀相な人は減ったものの、本当に理解しようとする人は案外少ないのかなと思います。学校では人種に関わる音楽のこととか教えてくれないしね。
アラブ圏の人がクラシック音楽を愛しながら自分たちの魂の歌を歌うとか、美しくてとっても大事な事だなあと思うけど。
まあこんな音楽スタイルで生きていると、ここには書きたくないような経験も時々あります。
びっくりするようなヤツ!そういう人はアフリカ辺りに修行に行って大切なもの勉強させて頂いてきたらいいのになあとか、ね。
私だって人生に大いに迷いはあるものの、素敵な人もたくさんいるし、ワクワクする物を作り続けていきたいなと心から思いました。この地味な作業を続けて、来年あたりから歯車が噛み合って結果につながっていくような気がしております。
気がするやつ大好きってことで!
生音も、ぜひ聴きにいらしてくださいね。
★お知らせ★
7月のキューバツアー、もう少し空きがございます♬