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SAYAKA ブログ

免許がないので

2014年2月22日

maquina


普段は電車移動ですが、急いでもいないのに我先にと乗り降りする人が多過ぎて若干恐怖症。
毎日満員電車で通勤している人の苦労たるや。。
という訳で私は出来る限りバスを使っています。
慣れると案外快適で、年配の方や子供の利用者が多くなんだかノンビリ。
電車と違って、人々の会話も何故か耳に入ってきます。


あまりネガティブな話は書かないけれど、あまりに強烈だったとある日。
通学、通勤時間だったようで満員。
年配の方が乗車してきても席を譲らない人多数、そして入り口付近で携帯を使う男性、運転手さんが「ご遠慮下さい」と何度か注意するも中々止めない。図太い精神だなあとなんだか心が痛んでいた矢先、今度は車椅子を利用している男性が下車ということでその作業に入る運転手さん。バス停付近に迷惑駐車している車のせいでバスが斜めに停車、車椅子用のリフトが中々うまく掛けられなくて、やっとハマった、と思ったらその車椅子の男性がとてもイライラしながら「ちゃんと掛かってませんよ」と。運転手さん一度バスを動かし、再度掛け直して無事下車。するとその男性はイライラしたまま無言で去って行きました。
リフトを元に戻す時の運転手さんの背中が何とも言えない空気を醸し出していて、きっと今日は「やってられねーよ」とか言いながらお酒を飲むんじゃないかなんて心配しました。
その後、おそらく日本で一番入学が難しいと言われる名門小学校の生徒が数人乗車。バスの乗車率は120%といった感じ。その小学生たちはバスの出口ドア付近で何やら話し込んでいる。あまりドアに近づくと危険なので自動的にドアが開かなくなるのですが、子供たちはお構いなしでドアに寄りかかってお喋り。
そして「危険なので離れてくださーい」という運転手さんの注意を完全無視!小学生ですよ!
あーもうこれは完全にブチ切れたなあ、日本酒いくかなあ。
こういう時は東京が嫌いになります。
楽器を持って交通機関を利用するスリル感。いかにぶつからないか警戒度100%でざくざくと歩く。後ろから当たられる場合が一番悔しい(笑)チェロの人なんか大丈夫だろうか。


cubabus


つい先日は、これまた優秀な学校の女子生徒の会話。多分中学生。
「明日また雪降れば学校休みだよ」
「あーでも明後日休みの方がいいなあ、明日の方が楽だし、体育とか」
「えーでも勉強しないんじゃ学校行く意味ないじゃん」
「ていうか最近なんで勉強してんのって感じ」
「あーわかる、何の為に勉強すんのかわかんなくなってきた」
「オリンピック観てる?」
「オリンピックとか興味ないし」


なんかドキドキしました。
学生時代に学校の授業に興味が持てなくて無駄な時間をたくさん過ごす事ほどもったいないコトはないなあ。


とある日、幼稚園くらいの女の子がバスを降りる時にすーごい大きな声で「ありがとうございましたー!」と言って運転手さんが「はいどーも」と返しているのを見て気持ち良いなと思って、私も最近は乗車時に会釈くらいはするようになりました。どうぞよろしく、と思いながら。
都心の移動ストレスがほんの少しだけ解消されます、よ。

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