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2015年4月13日
スペインは20日間で6都市。ヘレスの本物のフラメンコからバルセロナのアートまで、ライブも含めしっかり楽しんできました!
そしてなんと言っても、私の第二の恋人(!)のワインを巡る旅もしてきました。
古い歴史を持つマジョルカ島、ペネデスのワイナリーを巡り製造過程を教えてもらいながら試飲をするという貴重な経験をさせて頂きました。
土地によって土の色が全く違い、家族で土地の気候を見極めて、丁寧に作っている感じが感動的でした。一見豪勢に見えて、とてもシンプルである意味質素な生活を送る生産者さんらと幸せな時間を過ごしました。
日本だとワインが美味しくてついつい飲み過ぎちゃったりすると足がフラフラすることもあるし、新橋あたりではかなりいい感じの酔っぱらいが大声出したりしていますが、さすがワインのプロはまるでジュースのようにサラッと飲む。ワイン畑に住んでいるので常に車移動だし、量もたくさん飲んでいないとは思いますが、なんだかやはり酔う為のものではなくてお水のように普通に楽しむものなんだなあと。
最近はビオワインが日本でも流行っていますが、彼ら曰く元々は薬もなかった訳でビオが当たり前だったと。でも今はボトルにビオとわざわざ書かなければ売りにくくなる事もあり、でもビオと書いても質の悪いワインもあるから不思議な話だ、と言っておりました。
香りも味も最高!
ワインだと頭が痛くなる、という方もいますが、高級ワインではなくてもある程度大事に作っているワイナリーのワインであれば頭痛は減るはず!私も1日で三軒まわりましたが、どのワインも堪能して、最後までしっかりバイオリンも演奏出来ました♡
そしてもうご飯は何とも美味しくて!美味しいものばかりだったけれど、特に今回気に入ったのがこちら。
アーティチョークとカルソッツ(ネギ)。日本人的にはやはり野菜が重要。もちろんハムだのイワシだの食べましたがこの二皿は本当に美味しかった。
そして今回スペインのメインはカディス。美しい街で観光客に人気ですがフラメンコも盛んで、しかもキューバ人が多く住んでいます。町並みは本当にハバナのよう。
パーカッショニスト、Katumbaさんのもとに素敵なミュージシャンがたくさん集まり、キューバとスペインが混じり合う熱いセッションの一夜。リハーサルも楽しかった!有名歌手カマロンの甥っ子さんの美しいギターでフラメンコを。そしてキューバの曲を演奏してもどこかグルーヴがフラメンコで何とも気持ちがいい!このサウンドはカディスならではだなあと。
フラメンコは踊りや楽器のテクニックに走る人が多いけれど、パルマ(手拍子、基本のリズム)をしっかり体に入れる事が何よりも重要なんだ、ととあるアーティストが熱弁してくれました。納得。
人気歌手David Palomarさんのラジオにも出演しました。キューバでもテレビの取材がありましたが、スペイン語はやっぱりちょっと緊張しますね。。そしてaireflamencoというスペインのフラメンコ情報のサイトにピックアップして頂きました。私でも知っているようなアーティストさんに並んで!嬉しかった!そのお陰でライブにはとってもたくさんの人が詰めかけました。
最初にソロで5分くらい演奏したんですが、カディスならではの曲がたまたま入っていて、お客さんがその音を追っかけてくれる感じが私にもジーンと伝わって、その瞬間は「ああこんな風に海外の音楽を演奏できてシアワセだ〜」って思いながら弾きました。その後に日本の島唄も弾いたのですが、アラブ音楽からも通じる独特のメロディーにみんな興味津々な感じで、やっぱり言葉を超えるってすごく大事な事だなと思いました。
最後は歌手が数人大合唱、みんな最高の笑顔でした。
こちらオマケ!
マジョルカ島に愛の逃避行をしたと言われるショパンの銅像と☆