Violin SAYAKA ヴァイオリニスト香月さやか

ただ、ただ腹立たしい。

2012年7月18日

サルサ好きならきっとご存知の六本木サルサスダーダ。
東京のサルサシーンを支えてきた老舗が今月閉店します。





理由は最近話題の風営法。
日本は自由に踊っちゃいけないらしいです。
色々文献を読むと、随分昔の法律で、何時以降は踊ったらいけないとか許可がいるとか何だとか。
何を言っちゃってるんだか。


日頃、音楽で生きていると、時々心ない一言にハラワタが煮えくり返るような（きゃー）思いをする事があります。たまーに、ね。
目に見えないものは信じない、といった価値観が強い人とは必ずぶつかる。


みんな日頃色々な思いをしながらたくさん働いて、仕事の後に美味しいものを食べたり好きな音楽を聴いたり、お買い物したり。
サルサスダーダは国籍性別関係なく、みんな笑顔で踊る、なかなか素敵な場所なんです。
私も時々「今日はスダるぞ！」とか言って、踊らない日もあるけれど、ラムとか飲んでキューバ時代を思い出したりして、、
ないと困るんだ！


昨年の震災後に被災地で演奏した時の、現地の方々の「お陰様でご飯は食べられるようになりました、でも音楽とか、心に響くものが今一番必要なんです」という言葉が今でも忘れられません。


どれだけストレスがあっても、笑顔で好きな事に没頭出来たらとっても幸せな気持ちになるのに、日本はこーーーんな大事な部分を切ろうとしてる。
もともと、日本には文化があり、海外の人も「豊かな国」だと評価してくれているのに、果たして日本は文化を大事にしているのだろうか。。
例えばヨーロッパの酒場とかでみんなで会話してると、必ず、カナラズ自分のお国自慢の時間がやってくる。
それってとっても素敵で、繰り返されても聞いていてちっとも嫌じゃない。


こんなにくだらない事、あってはならない！
許せないー！！
これ以上悲しい事が起きないように、みなさん署名お願いします！！！
Let’s DANCE 署名推進委員会


サルサスダーダ今月一杯。
日曜日にはライブもあるし、ぜひ、覗いてみて！！
サルサスダーダ


スダーダのキッチンを支えてきたルーチョと☆