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SAYAKA ブログ

年内は日本におります

2015年10月27日

今年は海外の仕事のキャンセルが多く、その代わり日本で少しずつペースを取り戻しつつあります。「日本にいるんですか」という質問を月に2度はされるのですが、、「おります!!」
今夢が二つあり、近々海外長期の可能性もある中自分のペースを崩さないよう、ゆったりと日々楽しんでいます。


夏以降は、イベントも大盛況で、OTORIOの録音、スーパーマリオ30周年記念コンサート、九州ツアーなど彩り豊かな時期でした。今までは早足で駆け抜いてきて見えなかったものが、前より少しずつ見えてきて、新しい出会いと笑顔に癒されました。感謝あるのみです。
年末に向けて更に温かい音を鳴らせるよう前向きに!


☆まずはこちら。

仮装はしません(笑)
アルゼンチンタンゴ、スパニッシュダンス、NHKのキューバのドキュメンタリー番組に使ってもらった「Cha-Ka-Cha」というオリジナル曲が入ったミニアルバムの発売日です。音がこのところより近寄りあっていい感じです!


☆その後は札幌へ!
急遽決まりましたが、11月4日に札幌の狸小路6丁目、ベティにてキューバ人歌手カルロス・セスペデスとライブが決定しました。8時からです。
http://www.betty-sapporo.com


☆そして!11月14日(土)は久々のクラシックスタイル。サロンコンサートです。






スペインから帰国後、今最も活躍するフラメンコ歌手の石塚隆充くん、そしてこの3夜の首謀者であり、素晴らしいピアニスト迴由美子氏との再共演。リハーサルを重ねておりますが、スペイン、アルゼンチンのうっとりする曲たちを生音で楽しんでいただきたいと思っております。


☆続いて15日(日)は毎月恒例六本木アルフィー。
Carlos Cespedes(vo&gt), 柴田亮太郎(gt)と共に。
お酒が好きな方はバーとしても楽しんで頂けます!
http://homepage1.nifty.com/live/alfie/index.html


そして!



キューバ留学仲間と共に始めたバンドCHAKALA。最初はただの爆音バンドでしたが(笑)今やみなさん中堅どころとなってそれぞれ大活躍。久々に集まるとエネルギーはあの頃のまま。今回は2日間ということで、初日はエレガントなダンソンや踊りたくなるソン、二日目はサルサとアフロを中心に。老舗キューバ料理店がサルサクラブになるかもしれませぬ。
お席を確保したい方はお早めに、お店にも予約してくださいね!


12月は大阪と京都。
大阪は昨年伺ったこちらにて。



アフリカ、キューバ、スペインに渡った勢いのある男子3人と躍動感あふれるライブを!!
京都は11日ワインバー空き箱さんにて。


12日の土曜日は昼間のイベント。ゴージャスな空間で美味しいご飯と「ラテンクリスマス」というテーマでお届けします。



☆年内最後は六本木アルフィー、SAYAKA “Birthday” Session!
12月26日(土)19:30
Carlos Cespedes(vo&gt), GENKI(vo,perc)
「自由に」というオーダーがありましたので!自由にいかさせて頂きます!!
http://homepage1.nifty.com/live/alfie/index.html


みなさま、お待ちしています!

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夏に向けて!

2015年7月16日

umi


まったく!東京は湿気地獄ですが!
でも、もうすぐやってくる夏の日差し、真っ青な海を想うとちょっと心がウキウキします。
昔は夏なんて暑くって嫌いだったのに。


ライブのお知らせです。
今月は22日水曜日、青山の老舗ブラジル料理店プラッサオンゼ。


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有名なカクテルカイピリーニャ、フェイジョアーダという黒豆の煮込み料理や人気のソーセージ、リングイッサなどご飯が美味しいです!ただしチャーミングなお母さんが一人で作っているので早目に注文するのがポイントです。
この日は割合と若手(!)メンバーでのセッション、古き良き時代の曲から最新のラテン系ナンバーをお届けします。セッション大歓迎ということですでに3名程参加決定、賑やかな夜になると思います。
★青山プラッサオンゼ
http://www.praca11.net/


来月は毎月演奏している六本木アルフィーにて3DAYS決行!
この日はモヒートをたっぷり用意して、ラテンクラブ張りの勢いでいきます。1日目はダンサブルなラテンジャズ、2日目はヨーロッパでヒットしたお洒落なラテンソングなど、3日目はキューバど真ん中のダンス音楽を。
アルフィーは35年続くジャズの老舗ですが、お酒が充実していて一人でふらっと寄っても楽しめるバーでもあります。「中々ジャズのライブハウスは行きにくいわ」という方も、是非トライしてみて下さい!ゆったり楽しくやっていますので、聴き終わる頃にはお友達が出来るかもしれません!?


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★六本木アルフィー
http://homepage1.nifty.com/live/alfie/


このところの出来事。
札幌日航ホテルのディナーショー。
鈴木京香さんに頂いたドレス♡
大成功でした!!!深夜は狸小路6丁目で楽しんで、充実した2日間でした。
ああ、また行きたい北海道。
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青山プラッサオンゼでの一夜。
2000年に一緒にキューバに演奏に行ったメンバーと。トレス奏者末永さん、ギターのMucho。お二人とも自由で力が抜けていて、、懐かしいサウンドを楽しみました!
七夕の夜は着物でライブ。日本を楽しむというテーマで童謡や民謡も演奏しました。
思いのほか音と合っていると好評でした。


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ぜひ、夏の夜を一緒に楽しみに来て下さい!

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忘れたくないもの

2015年5月23日

mojito


長旅から戻り、東京の生活に慣れたようで、都会のめまぐるしいスピードから逃避してしまう日々。
小さなベランダにスペアミントを植えてモヒートを楽しみ、ハーブ各種を育てながら料理の腕を上げようと奮闘しています。
そしてそんな植物に癒されて曲を書きまくってます!


幸運ながら中米、欧米、アジアそしてアラブ圏を旅する機会をもらい、どの国でも音楽がどれほど人生に彩りを与えるか目の当たりにしてきました。キューバは老若男女が一緒に歌って踊り、スペインは人種を超えて混じり合いながら音楽を作り、日本との問題が多いとされるアジアの国では日本人の音楽に熱いエールを送り、偏見だらけのアラブの国では想像以上にラテン的生活が繰り広げられていて、歌って踊るのが大好き。


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しかしながらどこの国に行っても日本の評判は良い!日本人としてはとっても嬉しいのだけれど、でも実はあまりみんな日本の事よく知らないのね。スシ、サムライ、技術と仕事がいっぱいある、程度。だからいつも日本にはこんなこともあるしあーんなこともあるんだよと日本PR活動的な事もしてきます。
例えば食文化、時間や技術の正確さ、落としたお財布が戻って来る国など自慢出来る事はたくさんありますが、どうも東京にいると心が痛む事が多くあります。


知らない人に声を掛けたら不審者かも、という教育をされれば仕方のない事ですが、「ありがとう」という言葉なんかもうちょっとみんな使ったら案外心地よいのではないかと思います。日本人はシャイかもしれないけれど、昔はもっと「かたじけない」とか言ってコミュニケーションしてたんじゃないかなと。「すみません」という言葉が嫌いな人もいるけど、別にあやまって言ってる訳でもないし、黙ってるよりは良い気がする。


先日、渋谷駅で折り返す電車に乗ったら、椅子の片隅に熟睡するおじさんが。かなりの人数が乗ったけれどみんな自分の座る場所確保に急ぎ、おじさんは無視。私も昔はそうしてしまったかもしれないけれど、「終点ですよ〜」とお膝をコンコンしたら「あっ!ありがとうございます!」と寝ぼけた笑顔でお礼を言い急いで降りていきました。
また、最近は近所の子供に倣ってバスに乗る時は運転手さんに会釈するようにしました。さすがに大声で「よろしくお願いします」は恥ずかしいのでね。
日本は思いやりのある国だと思いますが、都心に限ってはそうも言ってられない。外国人のマナーが悪いと言う人もいますが、外国の人からしてみたら、高齢者へ席を譲らない感じは不思議だそうです。
あ!妊婦さんマークはよりハードルが高い。先日友人が年配サラリーマンに腕を掴まれ「座りなさいっ」って言われてかなり嬉しかったそうですが、そんな人が増えたらいいね。


戦後の流れからしてみるとおじいちゃん、おばあちゃんたちには本当に感謝しなければいけないけれど、その後情報過多な先進国になり、人生の選択肢が増えたら目的を失う人も多くなってしまい、「やりたいことはなんだ」「自分が大事」というような言葉が生まれてきた。
目的は大事だけど、目的の為なら手段を選ばないようになってしまったら!


くば


私は今まで旅してきた国々のように、ただ好きだから奏で続け、多くの人の心が豊かになれば良いと心から願うけれど、日本の音楽業界では理解してもらえない事もあり。。利益はもちろん大事、でも見えない利益も同じ位大事にしたい。
楽器さえ中々手に入ない国でも譲り合う人たち。
豊かな国で、芸術の縄張り争いなんてカッコ悪い!


今の私には余裕がなく限界があるけれど、歳を重ねたら「なんでもこーい」って両手を広げられる器を身に付けたいなあ。
日本の評論したがる人々には本当に疲れちゃう。
暫くは、ゆっくりいくかにゃー!


neko

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スペインレポート!

2015年4月13日

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スペインは20日間で6都市。ヘレスの本物のフラメンコからバルセロナのアートまで、ライブも含めしっかり楽しんできました!


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そしてなんと言っても、私の第二の恋人(!)のワインを巡る旅もしてきました。
古い歴史を持つマジョルカ島、ペネデスのワイナリーを巡り製造過程を教えてもらいながら試飲をするという貴重な経験をさせて頂きました。
土地によって土の色が全く違い、家族で土地の気候を見極めて、丁寧に作っている感じが感動的でした。一見豪勢に見えて、とてもシンプルである意味質素な生活を送る生産者さんらと幸せな時間を過ごしました。


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日本だとワインが美味しくてついつい飲み過ぎちゃったりすると足がフラフラすることもあるし、新橋あたりではかなりいい感じの酔っぱらいが大声出したりしていますが、さすがワインのプロはまるでジュースのようにサラッと飲む。ワイン畑に住んでいるので常に車移動だし、量もたくさん飲んでいないとは思いますが、なんだかやはり酔う為のものではなくてお水のように普通に楽しむものなんだなあと。
最近はビオワインが日本でも流行っていますが、彼ら曰く元々は薬もなかった訳でビオが当たり前だったと。でも今はボトルにビオとわざわざ書かなければ売りにくくなる事もあり、でもビオと書いても質の悪いワインもあるから不思議な話だ、と言っておりました。
香りも味も最高!


ワインだと頭が痛くなる、という方もいますが、高級ワインではなくてもある程度大事に作っているワイナリーのワインであれば頭痛は減るはず!私も1日で三軒まわりましたが、どのワインも堪能して、最後までしっかりバイオリンも演奏出来ました♡


そしてもうご飯は何とも美味しくて!美味しいものばかりだったけれど、特に今回気に入ったのがこちら。


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アーティチョークとカルソッツ(ネギ)。日本人的にはやはり野菜が重要。もちろんハムだのイワシだの食べましたがこの二皿は本当に美味しかった。


そして今回スペインのメインはカディス。美しい街で観光客に人気ですがフラメンコも盛んで、しかもキューバ人が多く住んでいます。町並みは本当にハバナのよう。
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パーカッショニスト、Katumbaさんのもとに素敵なミュージシャンがたくさん集まり、キューバとスペインが混じり合う熱いセッションの一夜。リハーサルも楽しかった!有名歌手カマロンの甥っ子さんの美しいギターでフラメンコを。そしてキューバの曲を演奏してもどこかグルーヴがフラメンコで何とも気持ちがいい!このサウンドはカディスならではだなあと。
フラメンコは踊りや楽器のテクニックに走る人が多いけれど、パルマ(手拍子、基本のリズム)をしっかり体に入れる事が何よりも重要なんだ、ととあるアーティストが熱弁してくれました。納得。


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人気歌手David Palomarさんのラジオにも出演しました。キューバでもテレビの取材がありましたが、スペイン語はやっぱりちょっと緊張しますね。。そしてaireflamencoというスペインのフラメンコ情報のサイトにピックアップして頂きました。私でも知っているようなアーティストさんに並んで!嬉しかった!そのお陰でライブにはとってもたくさんの人が詰めかけました。


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最初にソロで5分くらい演奏したんですが、カディスならではの曲がたまたま入っていて、お客さんがその音を追っかけてくれる感じが私にもジーンと伝わって、その瞬間は「ああこんな風に海外の音楽を演奏できてシアワセだ〜」って思いながら弾きました。その後に日本の島唄も弾いたのですが、アラブ音楽からも通じる独特のメロディーにみんな興味津々な感じで、やっぱり言葉を超えるってすごく大事な事だなと思いました。
最後は歌手が数人大合唱、みんな最高の笑顔でした。


こちらオマケ!
マジョルカ島に愛の逃避行をしたと言われるショパンの銅像と☆


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キューバレポートその3<サンティアゴ&ハバナ音楽事情>

2015年4月9日

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キューバ第2の都市サンティアゴ・デ・クーバ。
サルサというダンス音楽はラテン諸国の色々な要素が絶妙にミックスして作られていったようですが、サンティアゴのソンという音楽はサルサの発展においてとても大事な要素を持っており、素朴でトラディショナルな音楽ですがスピード感とアコースティック感がとても心地よい!
ハバナでは観光地でしか聴けなくなってしまいましたが、サンティアゴでは現在もソンを演奏するバンドがいくつかあり、お昼過ぎからライブをやっている事もあります。入場料は100円から、無料ということも!


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ハバナや海外にいるキューバ人にサンティアゴやソンの話をすると「なんでそんなの聴くんだ」「なんでわざわざサンティアゴまで行くんだ」とほのかに田舎扱いする人も少なくないのですが、我々日本人からしてみたら生音で歌っていたり、人がより純粋だったりして何だか心を持っていかれるのだと思います。「ハバナの人が忘れた何かがまだある」なーんて日本人だから無責任につぶやいたりして。
私も今回久々に行きましたが、ラッキーな事に良いバンドのライブがたくさん聴けて、しっかり観光気分で聴き入ったり踊ったりしました。特にサンティアゴはおじいちゃんたちのダンスのリードが最高!キューバ音楽の基礎をサンティアゴで習ったらきっと楽しいだろうなと思います。


そしてこの方。
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ギロ、マラカスなどのパーカッションの職人のカンポさん。
以前買ったものが割れ始めたので今回購入のためご自宅にお邪魔しました。彼の楽器はハバナはもちろん国外のミュージシャンにも人気で、みんなわざわざ買いに来るそうです。ひとつひとつ丁寧に作っている素晴らしい楽器です。
そしたらバイオリンが置いてあってちょっと弾いたらとっても喜んでくれて。
そして前日に観光客の団体さんが大量に買っていってしまってサイズが限られているから、となんとその場で新たに作り始めてくれました。その晩遅くまで作業してくれたようで、次の日街中のお土産屋さんにご本人自ら届けてくれて涙が出そうになりました。街中のお土産屋さんでも買えます、小さいマラカスとか可愛い!


ハバナも最高に楽しいけれど、もし時間があるならば是非とも訪れて欲しい街です。
日本女性で貸部屋をやっている方がいるのでご紹介出来ますよ。


そしてハバナ。
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ハバナではなんと最近ワールドミュージックフェスというのが始まって、ヨーロッパやアフリカのアーティストとサルサを中心に2日間野外でかなり盛り上がっていました。あたしも出たいなっ!と思っちゃいました。
最後は人気歌手イサックがヒット曲を歌い続け、会場中大合唱でした。終わると夜中2時くらい。早めに出たけれどタクシーは捕まらず1時間くらい歩きましたけどね。


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こちら有名なサルサクラブのCasa de la Musica。
このバンドはマイケル・ブランコといって、今年の夏に日本に来ます。
サルサより激しいTimba系のバンドで会場は若い男女で賑わっていました。キューバ人女性は商売目的で来ている場合が多いので、なんだか時々胸が痛くなりますが、人気サルサバンドが演奏するので私も何度か行きました。
このサルサクラブは夕方の部もあり、そちらは値段も違ったりしてキューバ人がほとんど。若いカップルや月に一度の贅沢で来たのであろう熟年夫婦とか結構いい雰囲気なんです。
日本のサルサクラブは基本は誰とでも踊る、というシステムになっていますが、キューバのサルサは元々プライベートで楽しむものなので、割合と誰とでも踊らないのです。商売の人を除いてね。それでも踊る時はパートナーに断りをいれちゃったりして、案外お茶目。


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今回感動した演目。
チャチャチャ、マンボそしてサルサの歴史を音楽と踊りで表現したショーがありました。プロデューサーはアメリカ人!だそうで、ちょっとウェストサイドストーリー的な演出を感じる壮大なエンターテイメント。オーケストラもダンサーもレベルが高くて、しかも往年のスターの映像を使いながらキューバ人の心を鷲掴みにする内容。アメリカとの国交再開の影響も感じられるものでした。
これはきっと海外に持っていくに違いない、と話していましたが、どなたか、日本に連れてきてくれないかしら。。


私はそれほど激しく活動しなかったのですが、チャチャチャを世に広めたオルケスタ・アラゴンのラジオ収録に飛び入りしました。
バンドによって私の浮かび上がるフレーズが変わるのに自分で驚いたりしながら。


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こちらは最近大活躍のバイオリニスト、ウィリアムのバンドに参加。ピアニストはブルーノートにも来たHalord Lopez Nussa。みんな若くて優秀でエネルギーがはみ出るくらい!キューバのバイオリニストの間で少し話題になり、若くて上手なプレーヤーが次々飛び入りました。
さすがキューバ。


そして私のハバナの楽しみの一つはやはりアフロキューバン。
サンテリアという宗教音楽も興味深く、大地を感じる大好きなダンサーに踊りを少し習ってきましたが、ルンバという男女が即興で踊る音楽が大好きで何度も行きました。
1年間滞在した頃は、同居人がとあるストイックで優秀なパーカッショニストのレッスンを受けていて、私も時々かり出されてクラーベというリズムをその先生のコンガに合わせて叩いたのですが、その緻密さたるや強力で一瞬の油断も出来ない。この経験は後の活動にとても影響したのではないかと思っています。


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長く滞在していた2000年の頃に比べるとダンサーの感じが変わった気がして、全体的に動物感が減った印象を受けましたが(変な表現だな)あのタイトなリズムと大地をえぐるようなステップにはやはり心を動かされます。生きてゆく事と音楽をするという事の密接さを実感する。
その体から自然に出る女性の美しい動きにどんな男性も負けてしまうほどチャーミングで力強いダンサーと、今回かなり検討した日本男子”Genki”くんの楽しい映像があるので近々こちらにもアップしようと思います。


何度行っても新しい発見ばかりのキューバ。
私なりのキューバを倍楽しむコツは、何よりも、わかったつもりにならないこと。
トラディショナルに縛られないこと。
千円くらいだまされたらこのやろうって言って笑うこと。
日本の物差しで量らないこと。
言葉わからなかったら日本語でなんでも喋ってみること!


ユニークな社会主義の国。
日本人はかなり人気ですから、是非訪れてみて下さいね。
さて、この後は大好きなスペインへと続きます。

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