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SAYAKA ブログ

CHAKALAの季節

2013年8月19日




今や年に1度になってしまったCHAKALAライブ。
キューバ料理店ボデギータが六本木にあった頃に結成し、先輩ミュージシャンに何を言われようがまず爆音爆走からはじめよう!と言って深夜練習を重ねました(カンパナが鳴り響き何度か警察がきました)。あまりにまとまりのない初ライブ、僅かなお客さんに「頑張って練習しましょう」などと言われて(笑)その言葉通り少しずつ上達し、キューバ好きの仲間が集まるバンドに何とか成長。その後私が日本を離れたりなんだりしているうちにライブも少なくなってしまいましたが、時が経ち今やメンバーはあちこちで活躍。でも集結すると“あの頃”と変わりない爆走振り!
今回もやりますよ!メンバーも皆楽しみにしています。
最近音楽が上品になったようでなんて言われる私も(?)この日は変貌します。
打楽器が3人もいるバンドですが前回はパーカッショニストが4名も遊びに来てくれて合計7名でぐるんぐるんに。ミュージシャンぜひ遊びに来て下さいませ☆みんなで子供に戻ろうー!!
池袋レラシオーネ http://relaciones.jp/



amami


真夏に涼しいところに出掛けるのは良いアイデアだけれど、敢えて暑い南の島へ行くことも素敵ですよね。
キューバの8月はそれはそれは太陽がパワフルで暑かったけれど、美味しいマンゴーはあったし海は気持ち良い!

夏休みって絶対必要ですね。
暑いと働きたくなくなるのは人間にとって自然なことだと思いました。
海を眺めたりもぐったり、山で美味しい空気を吸ったり。ぜひ、普段働き過ぎの方は義務だと思ってお休みを作って下さいね!


yoron


最近海で楽しむ家族をたくさん見ましたが、大人が子供以上に海ではしゃいでるのを見たらなんか可愛らしくて笑ってしまった。そんな親に必死でついていく子供たち。

昔、お酒の席で大人の男性が「家族サービスを時々しておけば後は何してもいいし」と笑って言っているのを聞いて、なんだか格好悪いなあと思った事があるけれど、最近海で見かけた家族はなんだかみんな楽しそうで素敵に見えたなあ。
本当に美しいものは人をも美しくしてしまうんだろうなあ。


癒される写真、少しずつアップしてみます!
私の音で人を癒す事ができるよう、私自身も少しずつアップ☆

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音を追いかけて

2013年7月25日




ゆっくり人生引き続いております。
先日はマレーシアのとある映画のPVのアレンジと録音をしました。チェリストである弟と初仕事!イイ音だったのでとっても嬉しかったなあ。きっとマレーシアの歴史に関わる大事な作品になるので、参加させてもらえて嬉しかったです。そのうちマレーシアにも行きたい!
そうそう、弦カル(弦楽四重奏)のアレンジを再開しようと思いました。ポピュラー音楽の弦カルアレンジは世界的にレベルがあまり高くない気がします。学生の頃からみんな「良い楽譜ないよね」と言っていました。アタシ、頑張っちゃおうかな!!


フルートのKoyukiちゃんとのライブも無事終了。ライブ前に豪雨で湿気のお膳立てカンペキという状態でのライブ。結構繊細な音楽なので弦楽器的にはかなりハードルが高く、ちょっとキューバを思い出す湿気感でした。きっと昨年だったらもっと手がもつれて大変な事になっていたと思いますが、今回はなんとか乗り越えました。音楽に助けられたかな。
ただし楽器は想像以上に繊細なので、悲鳴が聞こえるようで「ごめんね、ありがとね」って言いながら演奏しました。。





母の楽器。猫に愛されているそうでこの様子・・
母は最近になって趣味で始めたのですが、なんと先日のライブにバイオリンを大人になってから始めたという方が3人もいらっしゃいました!しかも私の演奏がきっかけの一つになっているそう!!こーーーーんなに幸せな事はないです(涙)そういう方々の話を聞くと、そのうちバイオリンワークショップをしてみるのもいいかなと思いました。「楽しみたい」と思って始めたバイオリンが、難しくて先に進まない、という話をよく聞きます。確かに簡単ではないかもしれないけれど、本当はもっと手軽に始められる楽器で、モーツァルトやベートーベンだけでなく弾きたい曲を弾くべきなんです!なんか、楽しい事考えようっと。


さて、次回ライブは8月4日六本木アルフィー再び!





今回もゲスト登場予定です。ピュアな美女たち。絶対みんなに楽しんでもらうんだ!
日曜日なので19:30スタートです!
ご予約はこちらに。
Tel.03-3479-2037
http://homepage1.nifty.com/live/alfie/


ここ最近、ブログ読んでますって何人かに言われました。
ちょっと嬉しかったのでまた書きます☆

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ひとつずつ

2013年7月10日




7ヶ月振りのライブを無事に終えました。たくさんのお客さんに来て頂いて、何より嬉しかったのが「音が変わった」と何人かに言ってもらった事。
自分でも弾きながら「なんか感覚違うな」と感じました。
長旅とクラシックの影響。やっぱり人間てわかりやすいもんだ!
最後はお客さんもテンションが高くてアンコール3曲!とっても楽しかったけれど、同時に次の課題が見える1日となりました。
昨夜はサックスのマエストロ渡辺貞夫さん@ブルーノートを観に行きました、やっぱり脱力してゆったり歌っていて素敵。共演のブラジル人もみんな自然体。
私も一つ一つ大事にこなしていきたいと強く思いました。


先日、初台にある新国立劇場で父が作曲したオペラ「夜叉ケ池」を観に行きました。日本の創作オペラは数える程しかなく、作品として残るまたは再演されるものが非常に少ないそうです。新国立劇場としては後世に残るものを!という熱い思いのもと企画されたとか。
父から創り上げてゆく過程は聞いていたのでかなり期待をしていましたが、実際観たら想像以上の内容で正直ビックリしました。父が大事にしているメロディー、和声の美しさが泉鏡花の言葉に心地よく絡み物語に自然に引き込まれていきましたが、演出と舞台美術がまたゴージャス!海外の人が思い描く「日本の美」が神秘的に表現されていて、舞台芸術だけでも圧倒感がありました。
きっと今の時代的には「斬新なもの」「難易度の高いもの」が求められるのかもしれませんが、実際のところ専門家以外は「美しいもの」を観たり聴いたりしたいのでは、と思う今日この頃。演奏家だって、弾いていて辛い楽譜とかきっと燃やしたくなる事もあるはず!


オペラと言えば。
確か私が高校生の頃、課外授業でオペラを観に行きました。校風が自由な女子校で、言いたい事は先生にもハッキリ言うような個性的な子がたくさんいました。もちろんオペラ初体験の人がほとんどで、確かイタリアの作品だったと思うのですが、字幕はあるものの前半で生徒のほとんどが沈没(笑)。クライマックスはさすがにプレーヤーのテンションがあがり生徒も8割復活!ところが、そのオペラの最後のシーン、か弱くて美しいという女性が悲劇の歌を歌うという設定なのですが、実際の歌手がかなりというかとても豊満な方で。。その女性が「私はか弱いの」的なフレーズを歌った瞬間、イタリア語だったらわからなかったのに字幕にババーンとそのセリフが打ち出され、その瞬間あまりの見た目との違いに学生の半数以上がなんとお笑いライブの勢いで大爆笑!
プレーヤーだけでなく他のお客さんにも大変失礼だし「みんなダメダメダメ!」と叫びたかったけど、ちょっと出来すぎなほどミスマッチで「学生は正直だよな」と思ってしまった。。
今はスマートで美しい歌手が増えましたが、それでも海外の作品を演じると視覚的に違和感を感じる人が多いはず。(実際音楽に入り込むと気にならなくなってくるかと思いますが)そう言った意味で日本の作品は視覚的には入り込み易いのでは、と感じました。というか、オペラという形式は日本のものではないけれど、どんどん創作して例えば演劇ファンとか普段オペラを観ない人に観てもらうようになればいいのになと心から思いました。


次のライブは23日青山のプラッサオンゼです。
とってもラフな雰囲気のお店なので、初めての方も気軽にいらして下さいね!


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モヒートが美味しい季節

2013年6月30日




キューバのカクテルと言えばミントがアクセントのラム酒カクテル”モヒート”。とは言えキューバ国民が飲んでいるかというとそれほどでもなく、ハバナの観光地である旧市街のカフェやバーで外国人が楽しむお酒、かな。今年の始めに訪れた時は街がとても賑わっていて、バンドの数が以前より増えていた気がします。みんなオープンテラスで音楽を聴きながら飲んでました。
キューバで飲むモヒートは甘くてラムが強めで、ミントは茎も入っている場合が多い。大胆な味という印象。日本で飲むモヒートは、世界中のカクテルを勉強しているだけあって甘過ぎず上品!好みはそれぞれと思いますが、夏にはぴったりのお酒だと思います。
ちなみにキューバ人のラムの正しい飲み方の一つに、ラム+コーラ(常温の場合も有、氷はナシ)が7対3という危険なものがあります。非常に危険です(笑)


来週火曜日は久々のライブ。アルフィーは勿論用意してくれます、モヒート。
キューバ音楽ばかりではないけど、ぜひ音と共に楽しんでみて下さい。
今回は生音もチャレンジする予定です!当日の湿気具合にもよりますが。。
予約が順調に入ってきております。確実にお席を確保されたい方はぜひ予約をしてからお越し下さいね!
お店はこんな雰囲気。



六本木アルフィー 19:00オープン、20:00スタート。


最近は新曲作成に力を注いでいます。バイオリン独奏曲も作成しました。放浪癖のある私らしく(?)たくさんの音楽の要素を詰め込んで、バイオリンという楽器の可能性を広げられるようなイメージで作りました。一人で練習していると邪念が消え、まっすぐ自分と向き合えるようで幸せな時間です。いちお、2日に初披露予定です。共演するお二人とも新曲たちのリハしました。何故かお二人は正座しながらでしたけど。。


このところ色々な新しい経験にも恵まれながらゆっくり生きていますが、なんだかもっと「心から楽しい時間」を過ごしたい、増やしたいと思う今日この頃。
自分次第か!よーし、まずは2日。楽しむぞ!

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色々発見

2013年6月22日




最近クラシックのオーケストラに参加するようになって思ったコト。


クラシックの所謂現場からは暫く遠のいていました、私。とは言え優秀なプレイヤーはクラシック以外の音楽に興味があり、これまで素敵な出会いに恵まれ、共演する機会もありました。いつぞやとあるバーで、なんと小沢征爾さんが私のバイオリン一本のキサスキサスキサスで踊ってくれた事もあります!
生まれた時からクラシックばかり聴いて育ってきたので、今はラテンジプシー系だけど(!?)今も音楽をとても愛しています。


今の時代はポップスやジャズを聴くクラシック奏者が増えたと思いますが、おそらく一昔前はポップスとクラシックの間に大きな隔たりがあり、クラシックの名曲をちょっとポップス風にしました的な音楽は「ありえないやめてくれ」と感じる人が多かったはず。実際私がジャズ、ワールドミュージックを弾き始めた頃、長くクラシックでお世話になっていた人に「そっちの音楽にいったのね」とかる〜い感じで言われていたと後ほど知りました。その人に対して、アフリカに1年くらい行ったらどうですか、と言いたかったけど。
逆に、とあるジャズの雑誌の対談で有名プレーヤーが「音符がきちんと弾けるだけで偉そうになるな」とこれもかる〜く語っていて、なんだか切なくなった記憶があります。


クラシック音楽を心から愛しているプレーヤーは「音」に対して本当に本当に忠実。客観性、どう見られるかとかそんな発想をする暇はなくて、とにかく音を追いかける!たくさんの想像力と共に。
ジャズ、ポピュラー音楽の世界に携わると、その時にしか生まれない繊細な音やエネルギーに魅力を感じて幸せになります。即興性の強い音楽に惹かれてもっと色々な音楽を聴き、弾きたいと思う。音楽に国境やジャンルの壁はないと思うけれど、ただ最近実感するのは、クラシック音楽はグルーヴという感覚があまりないのでメロディーに対しての信頼感が抜群に高いということ。メロディーを本気で追えばどんなアンサンブルも可能だ、ということ。例えば少人数のアンサンブルはそれは密度が濃くて楽しいけれど、大勢で音が美しく重なり合う瞬間はもう言葉にできない。難しいだけにね。
なーーーんて素敵。


そりゃ、本気で音を追っかけてる人からしたら、媚を売るように見えるモノに対して厳しくなるのもワカルよね。。
ところ変わってキューバだと、音に対してのピュア度がきっととても高いので、クラシックもポピュラーも全部もの凄い勢いで混ぜてくる!こうなると謎に近い!!


私自身、今後の新しい音作りはたくさんのチャレンジとともに進めて行こうと思っているけれど、その「メロディー命」アンサンブル形式を何とか取り入れたいなと思っています。
もっと、たくさん良い経験が出来る事を願って!

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